ベトナムのホーチミンにおけるナイトライフをまずは解説したいと思います。
ナイトライフの解説の前に、ベトナムの文化と女性について説明しないといけないです。ベトナムは未だ社会主義の国ですので、ナイトライフについてはかなり厳しい制限があります。そもそも、外国人とベトナム女性が夜に一緒にホテルに滞在することが禁止されているくらいです。
それからベトナムの文化は、昔の日本のように男女交際については、かなり保守的です。結婚までは純潔を守るべきであると考えている人も多く、どこかのデータによると、インドに次いで、ベトナムは保守的な文化と言われています。というわけで、比較的緩いタイや日本と比べるとナイトライフも制限されています。
ただし、ベトナム女性は美意識が非常に高いのが特徴で、食べ物に気をつけて細見のスタイルを維持したり、美白も心がけていて、綺麗な女性がとても多いのに驚きます。(ベトナム女性の性格や扱い方については、他の国とかなり違うので、今後気が向いたら、解説ページを作ります。)
さて、ベトナム・ホーチミンののナイトライフは、大きく分けるとこんな感じ。
- 1.KTV(日系)
- 2.KTV(韓国系、中国系)
- 3.ガールズバー(レタントン)
- 4.ガールズバー(ブイビエン、パスター)
- 5.置屋(韓国人街、空港近く)
- 6.マッサージ(レタントン、その他)、SPA
- 7.デリヘル、立ちんぼ
今回は、筆者が経験したことのある分野に限って、おおざっぱな特徴や遊び方、どんな女の子がいるのかなどの特徴を説明します。(ちなみに2023年5月時点での情報です。)
なお、ベトナムの規制の影響とか昨今のインフレなんかで、ナイトライフのシステムや値段はころころと変わりますので、随時確認してください。
KTV(日系)
ホーチミンには、1区にレタントンという日本人街があります。そこには、後述するガールズバー、そしてKTVがたくさん営業しています。コロナ前には、日本人にも有名なたくさんの老舗KTVがありましたが、コロナの最中でいろんな店が潰れ、2022年半ばくらいから復活しました。
実は後述するガールズバー(レタントン)との区別は曖昧で、カウンター形式のガールズバーの上の2階にカラオケができる部屋があって、それとKTVとは結構同じ仕組みだったりします。
昔から有名なのは、JUMBO、For you や Lolita あたりでしょうか。
システムとすると、部屋に入るとママさんが女の子を呼んできて、ずらっと並んだ子から一人選びます。いわゆる東南アジアでよくある形式で、一度選ぶと基本的にその時間はずっと隣についています。
料金は、飲み放題で2時間でだいたい一人あたり35ドル、つまり5000円くらいが相場です。そして女の子ドリンクは、10ドル以内です。そして、最後にチップで女の子に平均で30万ドン(2000円くらい)をチップで渡すのが相場です。もし気に入れば50万ドン、サービスなんかが盛り上がらなければ10万ドンとか20万ドンを渡すシステムです。店にもよりますが、ママやウェイターにはチップは不要なところが多いです。ただ、もしウェイターの愛想が良かったりしたら、一人10万ドンをあげるととても喜ばれます。だいたいワンセット2時間で、一人200万ドン(12,000円)くらいかかると思っておけばいいです。
日本人のお客さんをメインとするため、女の子は日本語を話せたりします。逆に英語を話せる女の子は他の店(ブイビエンとかパスター)で働きますので、英語ができる子の方が少ないかもしれません。若い子はベトナム語しか話せないことも多いので、会話にはスマホの翻訳などを使うことをお勧めします。
日系KTVの特徴とすると、女の子のお持ち帰りは店は管理しておらず、途中で連れ出すことはできないです。あくまでも女の子本人との交渉でアフターという形になります。
店によって、持ち帰れる女の子の割合が違い、ママさんにこっそり聞いたらどの子がオッケーか教えてくれることが多いです。体験談とすると、やはり可愛い子とか若い子、働き出したばっかりの子は、持ち帰りNGが多く、歳が上とか、子供がいるとか、人気がないみたいな子は応じてくれることが多いです。
ただ、持ち帰りたいならショートで300万ドン(18,000円)とかロングで500万ドン(30,000円)とか言われますし、少しかわいい子だと400万ドン(24,000円)と言わます。すごい綺麗な子が持ち帰れるとかはあまり無いので、もし持ち帰り前提とするなら、最初から韓国式KTVに行った方がいいです。
日系KTVは、日本語も使えて日本のカラオケができて、ベトナムの女の子と話せるキャバクラみたいな位置づけです。なお、韓国式(中国式)KTVは、結構激しいボディタッチが可能ですが、普通のベトナム女性は、ボディタッチ自体を嫌がる子もいますので、日本式KTVは日本のキャバクラと思って女の子と接した方が無難でしょう。なので、持ち帰り比率なんかもおそらく10~20%くらいなのではと思っています。(もちろん日本のキャバクラの枕店のように、ほとんど持ち帰れるお店もあります。)
どちらかというと、出張ビジネス客が接待で使う、あるいは駐在員がガールフレンドを探すのに使っているような印象ですが、働いている女の子はあまり激しいサービスができないという女の子が来るので、他の業態からすると真面目でレベルの高い子が多いかもしれません。また、もともとベトナムは親日国で、その中でも日本に興味があったり、日本語が好きという女性が働いているので、ガールフレンドを作るにはいいのかなと思います。
KTV(韓国式、中国式)
同じくKTVでも韓国系KTV、中国系KTVについて解説します。
日系KTVとの違いは、飲み放題2時間で1人いくらというシステムではなく、部屋の大きさに応じてビール、焼酎、ウィスキーのボトルなどをこれ以上頼んでくださいとなっています。(コロナ前は一人で行っても一部屋分の注文が必要でしたが、最近は一人用セットで少し割安な料金プランがあるところもあります。)
なので、日系KTVは少人数でも大人数でも一人あたりはそれほど変わりませんが、韓国系KTVと中国系KTVは、大人数で行けば行くほどお得になります。またチップについても、女の子一人あたり50万ドン(3,000円)が基本で、ママさんに50万ドン(3,000円)、ウェイター(2人~3人)にあわせて30万ドン(1,800円)を支払う必要があります。
韓国系KTVと中国系KTVの違いは、女の子やママさんがどの国の言語を話せる人が多いか、カラオケの歌の種類がどの言語か、店の看板にその言語があるかによって韓国系なのか中国系と区別されます。ただし、どちらの形式も店が女の子をしっかりと管理しており、持ち帰りについてもシステム化されており、チップは持ち帰らないのであれば50万ドン、ショートで持ち帰れば250万ドン(15,000円)、ロングだと400万ドン(24,000円)あたりが相場になっているようです。
部屋に入るとママに呼ばれた女の子がずらっと並ぶのは日系と同じです。しかし、ママからは、こっちからが持ち帰りオッケーで、こっちが持ち帰りができない子ですと説明があります。日系の場合は、女の子を持ち帰るにしてもアフターという形ですが、韓国系KTV、中国系KTVの場合は、お客さんの気が向いたら別にいつでも連れ帰っていいです。
お店の場所ですが、日系KTVはだいたいがレタントン(1区)のあたりに集中にしているのですが、韓国系KTV、中国系KTVは、ホーチミン市内のいろんな地区に散らばっています。韓国系KTVは、7区の韓国人街に多いのですが、レタントン(1区)の近くにも1つありますし、パスター通りのところにもあります。中国系KTVは、5区のチャイナタウンに多くありますが、他の地区にもあるようです。
ガールズバー(レタントン)
1区にレタントンの日本人街に、日本のガールズバーのような店がたくさんあります。特に日本人街の中(ヘム)に入ると、それこそ呼び込みの女の子が店の前でたくさん声をかけてきます。1つの店で、多いところだと30人以上在籍しているところもありますが、だいたいは10人以下の小さなガールズバーが密集しています。
基本的なシステムとすると、カウンターチャージみたいなものが5ドルから10ドルくらい、ドリンクがだいたい8ドル、レディースドリンクも同じくらいです。なぜか、ベトナムドンで説明されるより、アメリカドルで説明されますし、メニュー表もアメリカドル表記です。
日本のガールズバーとシステムは同じで、カウンターに座るとだいたい客引きした女の子が目の前で話し相手になってくれて、ドリンクをねだられます。客引きじゃなくて店に入ると、手の空いた子とか稼ぎたい子が目の前に来ます。暇だと複数来てドリンクをねだってくるので、目当ての子がいるならしっかりとこの子だけと言った方がいいです。日本みたいに数十分で交代みたいなのはないですので。
日本のガールズバーと違うところは、だいたい2階が個室のカラオケになっています。そちらのシステムは下のカウンターと違って、日系KTVと同じようなシステムで、2時間飲み放題で35ドルくらいで、チップの相場が30万ドンになります。遊び方もだいたいKTVと同じで、ママさんか男のマネージャーが女の子を一斉に並ばせて選ぶ仕組みになっています。
で、ヘムの中のガールズバーはそれほど多くの女の子を雇っていません、なので団体が来ると近隣の中のいいお店から女の子を借りる仕組みになっています。
ガールズバー(レタントン)で働くは、日系KTVと同じような感じなのですが、日系KTVよりも働き方の縛りが緩いので学生だったり昼間に仕事をしている人が多いです。なので、持ち帰えれる割合もめちゃくちゃ低いですし、処女(自称?)みたいな女の子もたくさんいます。
カウンターでは、日本のガールズバーみたいに話したり、あとはゲームをしたりすることが多いです。日本語が話せる女の子はだいたい数人はいるのですが、コロナ後は日本人のお客が減り、店によっては英語オンリーの子しかいないところが増えてきました。
それから大事な話なのですが、注意して欲しいのが、コロナ後にレタントンのガールズバーでプチぼったくりというか強引な営業スタイルの情報が増えています。レディースドリンクが20ドルしていたり、飲んでいないドリンクも会計に含まれていたり、あとはドル換算のレートが変な数字になっていたり。
KTVは、ママがしっかりしていればそのようなことはないのですが、ヘムのガールズバーは、コロナ中にたくさんの店が潰れて、コロナ後に新しい若いオーナーに代わったところも多く、その中で手っ取り早く稼ぎたいみたいなオーナーがいるようです。女の子が複数ついて次々とドリンクをねだってきたりします。もし奢りたくないのなら、毅然と断りましょう。
なお、ベトナムでは、お会計時に値段を精査するのは当たり前のことなので、必ず支払う前に明細を確認してください。韓国人や中国人はちゃんと文句を言いますが、日本人は甘いと思われているので、より一層の注意が必要です。(とあるYoutuberが紹介しているガールズバーも、実はぼったくりみたいな強引な営業スタイルで有名な店だったりします。、多分、そのYoutuberは知らないで店に入ったと思うのですが。。。)
もちろん良心的なオーナーの店もたくさんあるのですが、どのガールズバーも同じような感じですし、日本語の情報は限られているので、そのようなぼったくりバーが増えてきている気がします。(安心できるガールズバーの情報、あるいはぼったくり店の情報なんかもそのうち共有しようかなと思っています。)
少し量が多くなってきたので、続きはベトナム・ホーチミンのナイトライフ2(ざっくり説明)で。
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